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      <title>作曲する言葉（ブログ「航跡の響き」）</title>
      <link>http://sakkyoku.surukotoba.com/</link>
      <description>作曲専門のコラム＆ブックレビューのサイト。ブログ「航跡の響き」では、日々のあれこれやPC/DAW環境での音楽づくりのことなどを執筆。</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2010</copyright>
      <lastBuildDate>Wed, 18 Nov 2009 15:21:51 +0900</lastBuildDate>
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      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

            <item>
         <title>新曲が出来ました『星を待つ丘』</title>
         <description><![CDATA[曲名は『星を待つ丘（ほしをまつおか）』です。

『星を待つ丘』 MP3（3.2MB）演奏時間 2分46秒 
→<a href="http://sakkyoku.surukotoba.com/mp3/hoshi_wo_matsu_oka.mp3">hoshi_wo_matsu_oka.mp3</a>

夕暮れから闇夜へと移り行く中、空を見上げて星を待つ者の心の様子（心に去来したものや心象風景）を音楽にしてみようと考えました。スタイルとしては、シンセによる無言歌という位置付けです。
]]></description>
         <content:encoded><![CDATA[<p>曲名は『星を待つ丘（ほしをまつおか）』です。</p>

<p>『星を待つ丘』 MP3（3.2MB）演奏時間 2分46秒 <br />
→<a href="http://sakkyoku.surukotoba.com/mp3/hoshi_wo_matsu_oka.mp3">hoshi_wo_matsu_oka.mp3</a></p>

<p>夕暮れから闇夜へと移り行く中、空を見上げて星を待つ者の心の様子（心に去来したものや心象風景）を音楽にしてみようと考えました。スタイルとしては、シンセによる無言歌という位置付けです。<br />
</p>]]><![CDATA[<p>自然を前にしたときのセンチメンタルな気分に潜む、静かでいながらも強い“心のざわめき”を思い起こしながら作曲を進めました。</p>

<p>私自身、大人しさとコンパクトさの中にも強さとコクがある、そんな存在感のある曲に惹かれますので、今回のような曲想の場合は自ずとそういう方向性を目指すことになります。</p>

<p>なお、今回使用した音色素材はオーケストラ（QLSO Goldを使用）とシンセサイザー（SONAR付属のRapture LE）で、いつも同様にDAW（SONAR）上で打ち込みと編集を行いました。</p>

<p>それでは、お楽しみ頂ければ幸いです。 <br />
</p>]]></content:encoded>
         <link>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/1118_1521.html</link>
         <guid>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/1118_1521.html</guid>
         <category>1.作曲を見つめる</category>
         <pubDate>Wed, 18 Nov 2009 15:21:51 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>オーケストラ打ち込み備忘録（2）DAWのこと</title>
         <description><![CDATA[<h2>シーケンスソフト（DAW）はSONAR</h2>

以前は長年に渡りWindows版のLogic Platinumを使用していたのですが、開発元の買収＆撤退によってバージョンアップも既に止まっていたため、VSTの互換性などの面で支障が大きくなっていました。そこで、2007年にようやく重い腰を上げてSONARに乗り換えを行った次第です（この辺りの経緯について興味がお有りの方は<a href="http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2007/1110_0022.html">「PCとシーケンサを一新（前編）」</a>をご覧下さい）。

一般にオーケストラ音楽の打ち込みには、リアルタイム入力、スコア画面（楽譜）入力、ピアノロール入力といった方法がありますが、私の場合は部分的にリアルタイム入力を行いつつも、基本的にピアノロール画面で入力と編集／調整を行っています。
]]></description>
         <content:encoded><![CDATA[<h2>シーケンスソフト（DAW）はSONAR</h2>

<p>以前は長年に渡りWindows版のLogic Platinumを使用していたのですが、開発元の買収＆撤退によってバージョンアップも既に止まっていたため、VSTの互換性などの面で支障が大きくなっていました。そこで、2007年にようやく重い腰を上げてSONARに乗り換えを行った次第です（この辺りの経緯について興味がお有りの方は<a href="http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2007/1110_0022.html">「PCとシーケンサを一新（前編）」</a>をご覧下さい）。</p>

<p>一般にオーケストラ音楽の打ち込みには、リアルタイム入力、スコア画面（楽譜）入力、ピアノロール入力といった方法がありますが、私の場合は部分的にリアルタイム入力を行いつつも、基本的にピアノロール画面で入力と編集／調整を行っています。<br />
</p>]]><![CDATA[<p>SONARはVer.7以降、ピアノロールでの編集機能が向上しており、その点が乗り換え時のポイントの一つでもありました。ピアノロールでの編集アクションを自分で自由にキーアサイン出来るため、Logicでの操作体系をそのまま持ち込むことが可能だったのです。</p>

<p>ピアノロールでよく行う操作は、ベロシティ調整、デュレーション（音符長）変更、タイミング微調整、そして各種コントロールチェンジ情報の入力／編集です。</p>

<p>表情付けのキモとして膨大な量のCC（コントロールチェンジ）11を入力するわけですが、その際にはマウスでの直線＆自由曲線入力と併せて、MIDIキーボードのホイールでのリアルタイム入力も行っています。</p>

<p>ちなみに、SONARには「CAL」というスクリプト言語が実装されており、これを用いることで煩雑なノート編集を自動化したり、よく行う編集をテンプレート化して適宜適用させることが可能です。私は主にノートタイミングのランダマイズ（ごく僅かに散らす）とレガート（前後の音をデュレーション100%にしてつなげる）に使用しています。個々のスクリプトの実行を任意のショートカットに当てはめられるのが便利なところです。</p>

<h2>オーケストラ曲用テンプレート</h2>

<p>オーケストラのように編成の大きな音楽を制作するに当たっては、自分なりのテンプレートファイルを用意しておくことが重要です。私の場合、キースイッチパッチを中心に1パートずつトラックに立ち上げた、三管編成＋編入楽器のテンプレートを用意しています。</p>

<p>各楽器ごとの表情付けに際してなるべく制約を設けないように、例えばホルンの場合、4（6）パート各々とセクション全体の演奏用として、キースイッチパッチとスタッカート系と特殊奏法のパッチを立ち上げてあります。</p>

<p>ただ、このまま各パートと奏法別にトラックを割り当ててしまうとあまりにも数が増えてしまうので、実際にはMIDIデータでのチャンネル情報を用いてパッチを切り替えるという前提でトラックを用意しています。</p>

<p>例えば、CH（チャンネル）1にソロホルンのキースイッチパッチ、CH2にソロホルンのスタッカートパッチ、CH7にセクションホルンのキースイッチパッチ～としておき、ひとつのMIDIトラック上でノートごとにCH情報を割り振ってやるわけです。</p>

<p>こうしておくと一つのトラック内でソロとセクションなどを扱えるので見通しがよいです。その結果、現在のフルオケ用テンプレートは全体で100トラック弱に抑えられています。これは丁度、使い勝手の良い大きな白紙の五線紙を用意しておくことに等しいです。</p>

<p>テンプレートで大切なのは、それら各パッチ間の音量バランスです。木管、金管、弦、打楽器それぞれのバランスと、ソロとセクションとのバランスを調整するわけですが、簡単な手順としてはff（フォルティッシモ）の全合奏フレーズを用意し打ち込んでバランスを見るのが良いでしょう。その際のお手本としては、CD演奏を参照するのが妥当と言えます。</p>

<p>ffでのバランスが良ければ、弱奏時のバランスは比較的容易に取れます。音色によってはベロシティカーブを緩く（変化幅を狭く）してやる必要があるかもしれません。</p>

<p>QLSOの場合、ベロシティレイヤーの最弱音色がベロシティ値70以下あたりに設定されているため、pp（ピアニッシモ）の全合奏においてはベロシティ値の調整で収まるケースが多いです（例。弦のpp＝Vel.50の時、オーボエのpp＝vel.65など）。</p>

<p>以前、この調整を行っていた際には、全合奏におけるff金管の圧倒的な存在感のことや、木管が目立つ時というのは音量の大小に因るというより音色の個性が浮かび上がっているから等、改めて気付かされる点も多かったです。今もなお、そういったことを踏まえながら一曲ごとにテンプレートの修正／更新を重ねています。<br />
</p>]]></content:encoded>
         <link>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/1023_0030.html</link>
         <guid>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/1023_0030.html</guid>
         <category>4.PC/DAWのこと</category>
         <pubDate>Fri, 23 Oct 2009 00:30:12 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>オーケストラ打ち込み備忘録（1）音源のこと</title>
         <description><![CDATA[<h2>使用音源はQLSO Gold Complete</h2>

ここ数年、オーケストラサウンドを打ち込みで表現するための環境は大きく変化しました。中でもエポックメイキングな出来事だったのが「Vienna」と「QLSO」というオーケストラ音源の登場だったと言えるでしょう。

それらは巨大かつ大量の録音サンプルからなっており、発音の強弱はもちろん、各音階ごとに細かくサンプリングされているのが特徴です。そのため、それまでは困難だった「音域の違いによる音色変化」の表現が自然に行えるようになりました（さらにViennaに至っては、レガート演奏の際の音の連続変化なども表現可能になっています）。
]]></description>
         <content:encoded><![CDATA[<h2>使用音源はQLSO Gold Complete</h2>

<p>ここ数年、オーケストラサウンドを打ち込みで表現するための環境は大きく変化しました。中でもエポックメイキングな出来事だったのが「Vienna」と「QLSO」というオーケストラ音源の登場だったと言えるでしょう。</p>

<p>それらは巨大かつ大量の録音サンプルからなっており、発音の強弱はもちろん、各音階ごとに細かくサンプリングされているのが特徴です。そのため、それまでは困難だった「音域の違いによる音色変化」の表現が自然に行えるようになりました（さらにViennaに至っては、レガート演奏の際の音の連続変化なども表現可能になっています）。<br />
</p>]]><![CDATA[<p>これにより、実際のオーケストレーションのノウハウを用いた際の効果もグッと高まり、以前と比べて飛躍的に豊かな表現を行うことが可能となりました。</p>

<p>私が使用しているのは、両者の中でもサウンドカラーが個性的なQLSO（Gold Complete）です。<a href="http://www.soundsonline.com/EastWest-Quantum-Leap-Symphonic-Orchestra-PLAY-Editions-pr-EW-177.html">メーカーサイトのデモ</a>を聴くとお分かりのように、ハリウッド映画のサントラの様な派手なサウンドを得意に、というか、それに特化したかのような音が特徴の音源です。</p>

<p>そのフォルティッシモは力強く、金管楽器や打楽器などはギラ付いた輝きのある響きを聞かせてくれます。また、ピアニッシモの音も繊細でありながら存在感がしっかりとあるのが良いところです。例えば、ミュート付き弦楽器のベルベットのような響きや、ピアニッシモのトランペットでの透明感ある響きをはじめ、魅力的な音色が数多くあります。</p>

<p>他にも、ミュートトロンボーンによる低い音域での和音、イングリッシュホルンの柔和なビブラート、バスクラリネットの深く静かに鳴動する低音、他の楽器に明瞭なふくよかさを与えるティンパニのやわらかい一打、高域の弱奏フレンチホルンが生む凛とした音空間などなど、枚挙に暇はありません。</p>

<p>しかし逆に言えば、室内楽サウンドや丸く温かみのある表現を行ったり、デッドな（響かない）空間での演奏を表現したい場合には足かせとなります。ですが私の場合、まず第一にリッチなフルオーケストラの響きが欲しかったので、それらのマイナスを差し引いてもQLSOを選択するメリットがありました。</p>

<h2>QLSOの設定</h2>

<p>当方で使用しているWindowsが依然としてXP、メモリが3GBという32bit環境であるため、フルオーケストラを用いる際には旧Kompakt版を使用しています。理由は、プリロード設定を最小にすることで大きな編成でも一台のPCで作業を完結できるためです。</p>

<p>しかし、細かい音符でのフルテュッティといった場面ではHDDストリーミング速度が追い付かず、発音が途切れるケースが出てきますので、適宜バウンスなどで対応する必要があります。</p>

<p>とは言え実際の制作作業においては、発音された音色が順次メモリにキャッシュされるため、編集再生を繰り返すほど発音切れが無くなっていきます。ですので、「特定の箇所を編集したら次の箇所へ」というプロセスで作業する分には音切れは大きな問題にはならないと感じています。</p>

<p>Kompakt版の便利な点は、一つのKompakt Player内で同一パッチを読み込む分には、いくつ読み込んでもパッチ一つ分のメモリしか消費しないことです。</p>

<p>つまり、例えばキースイッチパッチのホルンを四つ読み込んでそれぞれホルン１～４として割り当てても、メモリは一つ分で収まるということです。これにより、ひとつの楽器ごとの丁寧な表情付けが無理なく行えます。</p>

<p>私の場合、三管編成に相当する楽器それぞれに一つづつトラックを用意したものをテンプレートとして準備しています（ストリングスはディビジ用として２パートづつ）。</p>

<p>QLSOと言えばその濃厚な残響音が特徴であり、それを担うのがリリーストレイルと呼ばれる「残響（減衰）音のみのサンプル」です。これがノートオフ時に付加されることでホールの残響を再現しているのですが、私の場合はこれをオフにし、改めてIRリバーブを掛けています。</p>

<p>その理由はいくつかあり、一つ目は、ホルンやクラリネットの一部などに、どうしても不自然な残響イメージの音色があるため、その対策としてリバーブを掛け直すという理由からです。</p>

<p>二つ目は、コラール的な演奏では素晴らしい響きを聴かせてくれるのですが、フォルテピアノなどの各種アクセントやロングトーンを徐々に弱めていく演奏などでは、残響音ごと同時にそのまま小さな音になっていく不自然さがあるため、これもまた改めてリバーブを掛け直したほうが良いという理由からです。</p>

<p>最後の一つは、スタッカート系音色の表現力を上げるためです。スタッカート系の音色にはリリーストレイルは用意されておらず、ホールの残響が含まれた状態で録音されており、ノートオフのタイミングは指定できない（常に鳴らし切る）設定になっています。</p>

<p>そのため、細かい（短い）ソリッドなスタッカートを表現しようと思っても、いつも同じ細かさ（長さ）のスタッカートになってしまいます。そこで、初期設定では極めて大きな値になっているリリースタイムを自前で短く設定し直し、操作性を上げています。そうした結果、再生されなくなった残響部分を補うために、リバーブを掛け直す必要が出てくるわけです。</p>

<p>以上が基本的なQLSOの設定です。これらをベースにオーケストレーションを進めています。<br />
</p>]]></content:encoded>
         <link>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/1021_1816.html</link>
         <guid>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/1021_1816.html</guid>
         <category>4.PC/DAWのこと</category>
         <pubDate>Wed, 21 Oct 2009 18:16:29 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>新曲が出来ました『冒険浪漫賛歌』</title>
         <description><![CDATA[曲名は『冒険浪漫賛歌（ぼうけんろまんさんか）』です。

『冒険浪漫賛歌』 MP3（7.9MB）演奏時間 6分58秒 
→<a href="http://sakkyoku.surukotoba.com/mp3/boukenroman_sanka.mp3">boukenroman_sanka.mp3</a>

冒険そのものを描くのではなく、冒険を想起し憧れるロマンティックなムードについて思いを巡らしながら作曲しました。しかし結果論ですが、想像の世界での冒険譚を戯画的に描いたものになったと言えるかもしれません。
]]></description>
         <content:encoded><![CDATA[<p>曲名は『冒険浪漫賛歌（ぼうけんろまんさんか）』です。</p>

<p>『冒険浪漫賛歌』 MP3（7.9MB）演奏時間 6分58秒 <br />
→<a href="http://sakkyoku.surukotoba.com/mp3/boukenroman_sanka.mp3">boukenroman_sanka.mp3</a></p>

<p>冒険そのものを描くのではなく、冒険を想起し憧れるロマンティックなムードについて思いを巡らしながら作曲しました。しかし結果論ですが、想像の世界での冒険譚を戯画的に描いたものになったと言えるかもしれません。<br />
</p>]]><![CDATA[<p>今回使用した音色素材は、オーケストラ（QLSO Goldを使用）とシンセサイザー（zeta+）で、いつも同様にDAW（SONAR）上で打ち込みと編集を行いました。</p>

<p>いくつかのメロディー未満の断片的な素材を用意して、それを前景・後景の各所で執拗に繰り返して行きますので、印象的には“展開する”音楽というより“移行していく”音楽ではないかと思います。</p>

<p>作曲する側にとっては、ダイナミックレンジの広さがもたらす表現力はとても魅力的なものです。その面からもオーケストラサウンドは探究心を刺激される世界であり、興味は尽きません。今後も「録音・編集された音楽の世界」において、オーケストラが持つイメージや文化的コンテクストを借用しつつ自由な作品をつくって行きたいと考えています。</p>

<p>それでは、お楽しみ頂ければ幸いです。 <br />
</p>]]></content:encoded>
         <link>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/1003_1946.html</link>
         <guid>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/1003_1946.html</guid>
         <category>1.作曲を見つめる</category>
         <pubDate>Sat, 03 Oct 2009 19:46:24 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>作曲時の心の状態</title>
         <description>己が仮想するものを具現化したいと渇望するとき、そしてその仮想が現実化のプロセスを流れ始めたとき、そこでは常にヒリヒリした感受性が立ち上がってくるのを感じます。 

しかしそれは、感性や創造性を十全に発動させる直接的な力となるのではなく、「“私を刺激するもの”を生み出す私」を過敏に感受する、そんな姿を露わにするのみなのです。 

度が進むと、刺激は自分と他者の境界があいまいなままで感じ取られ、刺激に翻弄される自己の足下はとても頼りないものとなります。それはまるで、激しい感情移入がもたらす「自己感覚の喪失する体験」のようです。 
</description>
         <content:encoded><![CDATA[<p>己が仮想するものを具現化したいと渇望するとき、そしてその仮想が現実化のプロセスを流れ始めたとき、そこでは常にヒリヒリした感受性が立ち上がってくるのを感じます。 </p>

<p>しかしそれは、感性や創造性を十全に発動させる直接的な力となるのではなく、「“私を刺激するもの”を生み出す私」を過敏に感受する、そんな姿を露わにするのみなのです。 </p>

<p>度が進むと、刺激は自分と他者の境界があいまいなままで感じ取られ、刺激に翻弄される自己の足下はとても頼りないものとなります。それはまるで、激しい感情移入がもたらす「自己感覚の喪失する体験」のようです。 <br />
</p>]]><![CDATA[<p>目の前に生まれつつあるものに過敏に反応しながらも、しかし、それによってより良く創られて行く道筋が見えるのか、更には具体化して行けるのかどうか、それはまた別の問題です。 </p>

<p>創出（具体化）が上手く行くためには、上記の自己のみの力では無理です。そのためには、価値評価を下すもう一つの自己による「“突き放した視線”と“共感と哀れみ”」が必須です。 </p>

<p>そして、ヒリヒリした感受性を持った自己はそれらを受け入れると共に傷つき、またそれらに救われ助けられるのです。 </p>

<p>皮肉にもその“共感と哀れみ”を感じ取るためにこそ、ヒリヒリした感受性は必要とされ、ここに逃れ難いループ構造が現れてきます。 </p>

<p>このループが良い働きをもたらした場合、作品が生まれたと同時にクリア（浄化）が達成されるのですが、逆の場合、作品を通じた自己卑下に繋がって行きかねません。 </p>

<p>ある種のリスクを持たざるを得ませんが、おのれの仮想するものを具現化したいという欲望があり、それを現実化させることでしか得られない心の報酬（単純に、聴くことによる感動と共感、普遍性の確認など）に惹かれる以上、これからも続けることになるのでしょう。<br />
</p>]]></content:encoded>
         <link>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/0626_1447.html</link>
         <guid>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/0626_1447.html</guid>
         <category>1.作曲を見つめる</category>
         <pubDate>Fri, 26 Jun 2009 14:47:26 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>QLSO PLAY版 Ver1.2.5とSONAR8.3.1</title>
         <description><![CDATA[2009年5月21日付けでQLSO PLAY版のアップデートファイルが公開されました。

QLSO PLAY版 Ver1.2.5
<a href="http://www.soundsonline.com/updates.php">http://www.soundsonline.com/updates.php</a>

私事でバタついていた状況も一段落したので、SONARのバージョンを8.3.1に上げて組み合わせて試用してみました。
]]></description>
         <content:encoded><![CDATA[<p>2009年5月21日付けでQLSO PLAY版のアップデートファイルが公開されました。</p>

<p>QLSO PLAY版 Ver1.2.5<br />
<a href="http://www.soundsonline.com/updates.php">http://www.soundsonline.com/updates.php</a></p>

<p>私事でバタついていた状況も一段落したので、SONARのバージョンを8.3.1に上げて組み合わせて試用してみました。<br />
</p>]]><![CDATA[<p>当方の環境はWinXP（32bit）＆SONAR７（32bit）ですが、保存に膨大な時間が掛かるバグは事実上解決されました。数百MBの音色使用量ならほんの数秒、1GB超でも十秒程度と、Kompakt版と同等の所要時間となり、実用の範囲に収まってきています。</p>

<p>ようやくここまで来たなあ、と思う反面、どうしても対応してもらいたい問題が依然として残っています。それは、オフライン・バウンス（高速フリーズ）時に音が欠けてしまう現象です。</p>

<p>SONARではリアルタイムでバウンス（実時間フリーズ）させれば一応大丈夫ではありますが、Kompakt版ではちゃんとバウンスモードがあり、確実に発音処理させながらバウンス出来ていたので、今後同様の処理モードをしっかりと実装してもらいたいものです。<br />
</p>]]></content:encoded>
         <link>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/0624_1635.html</link>
         <guid>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/0624_1635.html</guid>
         <category>4.PC/DAWのこと</category>
         <pubDate>Wed, 24 Jun 2009 16:35:18 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>QLSO PLAY版 Ver1.2.0</title>
         <description><![CDATA[2009年3月5日付けでQLSO PLAY版のアップデートファイルが公開されました。今回は大きなアップデートとなっており、安定性とストリーミング性能が向上している様子が伺えます。

QLSO PLAY版 Ver1.2.0
<a href="http://www.soundsonline.com/updates.php">http://www.soundsonline.com/updates.php</a>

<blockquote>

What's fixed and enhanced in PLAY Software Update v1.2.0?
* improved save times for instrument files on windows
* improved streaming engine
* new micro tunings for QL Silk and QL Ra
* extended streaming setting dialog with reset engine functionality
* resolved mute bug issue
* fixed sustain pedal threshold
* improved fonts for Stormdrum 2 and Orchestra 
* hard limit to 0dB on the audio output for standalone
* implemented poly aftertouch automation
* product libraries entries in the browser now can be changed/added/deleted
* fixed portamento and first silent note issue

</blockquote>]]></description>
         <content:encoded><![CDATA[<p>2009年3月5日付けでQLSO PLAY版のアップデートファイルが公開されました。今回は大きなアップデートとなっており、安定性とストリーミング性能が向上している様子が伺えます。</p>

<p>QLSO PLAY版 Ver1.2.0<br />
<a href="http://www.soundsonline.com/updates.php">http://www.soundsonline.com/updates.php</a></p>

<blockquote>

<p>What's fixed and enhanced in PLAY Software Update v1.2.0?<br />
* improved save times for instrument files on windows<br />
* improved streaming engine<br />
* new micro tunings for QL Silk and QL Ra<br />
* extended streaming setting dialog with reset engine functionality<br />
* resolved mute bug issue<br />
* fixed sustain pedal threshold<br />
* improved fonts for Stormdrum 2 and Orchestra <br />
* hard limit to 0dB on the audio output for standalone<br />
* implemented poly aftertouch automation<br />
* product libraries entries in the browser now can be changed/added/deleted<br />
* fixed portamento and first silent note issue</p>

</blockquote>]]><![CDATA[<p>ストリーミングエンジンがかなり改善されているようで、当方の環境（WinXP＆SONAR７※共に32bit）では、同時発音数が増えていった際の発音切れは少なくなっている模様です。ストリーミング性能が上がって発音に余裕が出たということでしょう。</p>

<p>実際、アップデートのお知らせメールにも、「includes the brand new Advanced Streaming Engine (ASE)」とあり、その点を強調しています。</p>

<p>懸案の保存時間問題については、私の環境では変化はありませんでした。これはSONAR8.3日本語版待ちといったところです。</p>

<p>面白かったのは、EW社から届いたお知らせメールに、「今回の改善と安定化、そして皆さんの“忍耐”への感謝の気持ち」として、35％割引クーポンがプレゼントされることです。「忍耐」という表現をEW社が用いていることに、大らかさと申し訳なさが感じられて興味深かったです。</p>

<p>何はともあれ、今後ともアップデートを続けて行って、PLAY登場当初の汚名を返上して欲しいと願っています。<br />
</p>]]></content:encoded>
         <link>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/0313_0940.html</link>
         <guid>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/0313_0940.html</guid>
         <category>4.PC/DAWのこと</category>
         <pubDate>Fri, 13 Mar 2009 09:40:14 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>SONAR8.3でPLAYの保存時間問題が対処された模様</title>
         <description><![CDATA[SONAR８のバージョンが本国アメリカではver8.3になりましたね。日本語版はまだ準備中のようですが、英語版のフォーラムを読んでいたところ、「対処された問題（Issues addressed）」として、「EastWest社のプラグインを使用したプロジェクトの保存に時間が掛かることに対処した」とありました。

<a href="http://forum.cakewalk.com/tm.asp?m=1648597">http://forum.cakewalk.com/tm.asp?m=1648597</a>

それと合わせて、EastWest社の公式フォーラムでもこのことが取り上げられていました。
]]></description>
         <content:encoded><![CDATA[<p>SONAR８のバージョンが本国アメリカではver8.3になりましたね。日本語版はまだ準備中のようですが、英語版のフォーラムを読んでいたところ、「対処された問題（Issues addressed）」として、「EastWest社のプラグインを使用したプロジェクトの保存に時間が掛かることに対処した」とありました。</p>

<p><a href="http://forum.cakewalk.com/tm.asp?m=1648597">http://forum.cakewalk.com/tm.asp?m=1648597</a></p>

<p>それと合わせて、EastWest社の公式フォーラムでもこのことが取り上げられていました。<br />
</p>]]><![CDATA[<p><a href="http://www.soundsonline-forums.com/showthread.php?t=19311">http://www.soundsonline-forums.com/showthread.php?t=19311</a></p>

<p>投稿者はわずかな違いしか無かったそうですが、こうしてSONAR開発元であるCakewalk社でもこの問題が公式に把握され、その解決へ向けて動いているという事実は頼もしいことです。</p>

<p>EWのDoug Rogers氏も「次のバージョンでは（保存時間の）大きな違いに気づくだろう」と語っていますので（向こうの人らしいビッグマウスではありますが）、次のPLAY版QLSOと日本語版SONAR8.3が待ち遠しい限りです。<br />
</p>]]></content:encoded>
         <link>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/0304_1153.html</link>
         <guid>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/0304_1153.html</guid>
         <category>4.PC/DAWのこと</category>
         <pubDate>Wed, 04 Mar 2009 11:53:37 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>「作曲に関する本」に二冊、リンク集に2サイト追加しました。</title>
         <description><![CDATA[ブックガイド「作曲に関する本」に二冊追加しました。
<a href="http://sakkyoku.surukotoba.com/sakukoto3041.html">アーサー・M・アーベル 著『我、汝に為すべきことを教えん』</a>と、<a href="http://sakkyoku.surukotoba.com/sakukoto3040.html">ゴードン・ヤコブ 著『管弦楽技法』</a>です。

<a href="http://sakkyoku.surukotoba.com/sakukoto9000.html">リンク集</a>に「野村茎一作曲工房」「左近治のたわごと」の2サイトを追加しました。
]]></description>
         <content:encoded><![CDATA[<p>ブックガイド「作曲に関する本」に二冊追加しました。<br />
<a href="http://sakkyoku.surukotoba.com/sakukoto3041.html">アーサー・M・アーベル 著『我、汝に為すべきことを教えん』</a>と、<a href="http://sakkyoku.surukotoba.com/sakukoto3040.html">ゴードン・ヤコブ 著『管弦楽技法』</a>です。</p>

<p><a href="http://sakkyoku.surukotoba.com/sakukoto9000.html">リンク集</a>に「野村茎一作曲工房」「左近治のたわごと」の2サイトを追加しました。<br />
</p>]]><![CDATA[<p>『我、汝に為すべきことを教えん』は、ブラームスをはじめとした19世紀末の有名作曲家へのインタビューで、霊感（インスピレーション）についての突っ込んだ内容になっています。キリスト教色の強い本ではありますが、そのテーマとするところは多くの人に関わるものだと思います。</p>

<p>『管弦楽技法』は、恐らく最もコンパクトで最も上質なエッセンスが込められたオーケストレーション教本だと思います。半世紀以上前から出版されたものながら、この手の本の中では入手しやすいので、ご存じなかった方はぜひ一読をおすすめします。</p>

<p>リンク集に追加させてもらったサイト様は、それぞれ特徴のある音楽コラムを書かれています。それぞれかなりのボリュームがありますので、じっくりと読み進めて参考になさってみて下さい。<br />
</p>]]></content:encoded>
         <link>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/0123_1634.html</link>
         <guid>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/0123_1634.html</guid>
         <category>2.雑談・サイト更新</category>
         <pubDate>Fri, 23 Jan 2009 16:34:31 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>QLSO PLAY版 Ver1.1.13</title>
         <description><![CDATA[2009年1月21日付けでQLSO PLAY版のアップデートファイルが公開されました。Windows環境ではまだまだ不安定な状況の中、<a href="http://www.soundsonline.com/PLAY-2-Upgrade-pr-EW-184.html">PLAY2なる新バージョンの情報</a>も出てきていたので、「ここら辺りで現バージョンは切り捨て？」という不安も頭をよぎっていたのですが、PLAY2は拡張エディタ＆自作ツールという位置付けのアプリらしく、少々安心しました。

QLSO PLAY版 Ver1.1.13
<a href="http://www.soundsonline.com/updates.php">http://www.soundsonline.com/updates.php</a>
]]></description>
         <content:encoded><![CDATA[<p>2009年1月21日付けでQLSO PLAY版のアップデートファイルが公開されました。Windows環境ではまだまだ不安定な状況の中、<a href="http://www.soundsonline.com/PLAY-2-Upgrade-pr-EW-184.html">PLAY2なる新バージョンの情報</a>も出てきていたので、「ここら辺りで現バージョンは切り捨て？」という不安も頭をよぎっていたのですが、PLAY2は拡張エディタ＆自作ツールという位置付けのアプリらしく、少々安心しました。</p>

<p>QLSO PLAY版 Ver1.1.13<br />
<a href="http://www.soundsonline.com/updates.php">http://www.soundsonline.com/updates.php</a><br />
</p>]]><![CDATA[<p>とは言え、今回のバージョンアップは、うちの環境（WinXP＆SONAR7（共に32bit））では今のところ目立った改善効果は感じられていません。</p>

<blockquote>

<p>What's fixed and enhanced in PLAY Software Update v1.1.13?<br />
* added impulse responses to convolution reverb<br />
* fixed doubling of drop down menus in Pro Tools 8<br />
* fixed crash when turning streaming on/off with certain instruments<br />
* PLAY window can be moved in Logic 7 at lower resolutions </p>

</blockquote>

<p>三行目に関連した項目があるものの、相変わらずストリーミング・バッファ周りの挙動が怪しいです。設定をして再度設定画面に戻ってみると、発音数が「499」とか「199」といった不思議な数字表示になっていますし、設定を変更を繰り返していると高確率でSONARごと強制終了してしまいます。</p>

<p>保存に時間が掛かる件は、前回同様、約1.5GBの音色を読み込んでいるプロジェクトの保存に30秒を切るくらい掛かる、という状況に変わりありません。個人的には、制作プロセスの快適性を考えると、この部分の問題が解消されることを強く望んでいるのですが、さてどうなるでしょうか。</p>

<p>フォーラムを見ていると、Vista64環境でも保存問題は出ているようなので、32bit固有の問題というわけでもなさそうです。64bit環境なら問題が減るというならば、Windows7を待たずに乗り換えてもいいと思っているのですが、悩ましいところです。</p>

<p>まだ詳しくは確認していませんが、以下の問題──</p>

<blockquote>

<p>プロジェクト保存の際に200MBくらいのRAMメモリーを一時的に確保し、保存処理の終了後にそれを開放するという動作をするため、例えば32ビット環境で２GB近くまで使用している（1.7～1.8GBとかの）ケースでは、保存の際にSONARが強制終了してしまいます。</p>

</blockquote>

<p>──は、今回のバージョンでは対策が行われたようで、タスクマネージャを見ていると、数十MB程度の変動に収まるようになっています。</p>

<p>機能拡張とかパフォーマンス向上といったバージョンアップだと嬉しいのですが、PLAY版の辛いところは、バグフィックスへの期待感のみでそれを待っているという点ですね。不安定なものを騙しだまし使うのも精神衛生上よくありませんので、うちでは今もKompakt版がレギュラーメンバーとして活躍しています。</p>

<p>昔、Windows版のLogicを使っていたとき、原因不明（恐らくVST周り）のクラッシュでOSごと落ちたりすることが幾度もありました。そういうことによる「気持ちの断絶」は取り返しのつかない結果につながりがちですから、メーカー側は「楽器を作っている」という意識で信頼性のあるものを出してきて欲しいと切に思います。<br />
</p>]]></content:encoded>
         <link>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/0122_2243.html</link>
         <guid>http://sakkyoku.surukotoba.com/archives/2009/0122_2243.html</guid>
         <category>4.PC/DAWのこと</category>
         <pubDate>Thu, 22 Jan 2009 22:43:52 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
</rss>
