管弦楽法の本

オーケストレーションの技法について学べる本の紹介とレビュー。

レビュー『オーケストラ』アラン・ルヴィエ著

本書は、管弦楽法の歴史のガイドブックであり、各時代の作曲家たちの実践のダイジェストであり、管弦楽法の変遷の概要を示すものです。 続きを読む »

レビュー『管弦楽技法』ゴードン・ヤコブ著

わずか120ページほどの本書の中に、管弦楽法のエッセンスが収められているのは驚くべきことです。著者の長年の経験から生まれた警句の数々は、今なお傾聴に値するものです。 続きを読む »

レビュー『日本楽器法』三木稔 著

日本楽器を用いた独自の音楽で知られる三木稔氏による、邦楽器(日本楽器、和楽器)版「管弦楽法」と呼ぶべき一冊です。日本の管楽器・抱絃楽器・伏絃楽器・打楽器それぞれの構造・調絃・演奏技術、そして実際の作曲への運用方法などが詳細に解説されています。 続きを読む »

レビュー『完本・管絃楽法』伊福部昭 著

出版以来、管弦楽法の最高峰としての地位を不動のものとしてきた名著であり、「管弦楽作品を書くためのバイブル」と呼ぶべき本です。自らが管弦楽法の名人でもある著者による内容は、その学者的な探究心と精緻な分析力によって、楽器法の詳説のみならず、音響効果、聴覚に与える影響、心理的効果までもが解説されており、ほかに類を見ない質とボリュームを併せ持っています。 続きを読む »

レビュー『管弦楽法』ウォルター・ピストン著

現在出版されている管弦楽法の書籍の中で、入手のしやすさ、内容の充実度、価格面、プラスアルファを考慮した際、まず安心してお勧めできるのが本書です。 続きを読む »