ようこそ“作曲する言葉”へ。

音楽に関する本のレビューと、作曲をテーマとしたコラムを掲載しています。

最近の記事

QLSOを使った打ち込みオーケストラ曲のリスト

当サイトへのアクセスを調べてみると、オーケストラ音源のQLSOをキーワードに訪れて下さっている方も多いようです。

そこで、QLSOを使ったオリジナル曲と、QLSOと打ち込み制作に関する記事のリンクをまとめてみました。 続きを読む »

新曲が出来ました。『愛惜の華』

曲名は『愛惜の華(あいせきのはな)』です。

『愛惜の華』 MP3(4.9MB)演奏時間 4分17秒
aiseki_no_hana.mp3 続きを読む »

レビュー『音楽史と音楽論』柴田南雄 著

大変に個性的な音楽史の本です。

冒頭ではタイムスケールが縄文時代(石器時代)から始まり、考古学的に史実を列挙しながら音楽文化の変遷を追っていき、そのまま古墳時代・飛鳥・平安・鎌倉さらにその先の各時代へと、同時期の西欧の文化状況との比較考察が続いていきます。 続きを読む »

ASA-CHANG & 巡礼 『花』を聴く

ふと思い立ち、好きな楽器の一つであるインドの打楽器“タブラ”の音楽を聴いてみたくなり、改めて手持ちのCDやYoutubeでタブラ音楽を色々と聴いていたところ、偶然にASA-CHANG&巡礼という音楽ユニットを知ることとなりました。 続きを読む »

管弦楽法が学べる初心者向け良サイト

ソフトウェア音源で本格的なオーケストラ・サウンドを使いたい、でも具体的な方法が分からない、勉強したい、そんな初心者に役立つサイトを二つご紹介します。 続きを読む »

思い出の音楽。ミュージカル『回転木馬』

実力が一段階アップする、ブレイクスルーを起こす際の条件の一つに、「実力以上の負荷が掛かることをする」というものがあります。私にとって重要な体験だったものとして20歳の時に手掛けた劇伴制作があり、それがミュージカル『回転木馬』でした。 続きを読む »

赤毛のアンのエンディング曲『さめない夢』の凄さと魅力

アニメ音楽の中には時折、キラ星のような名曲が現れるものです。「子供向けだからこそ本当にいいものを」という気持ちが込められた作品との出会いは、それを耳にした子供時代にとどまらず、生涯の思い出の一つとなり得るものだと思います。

今回は、そんな作品の一つ、赤毛のアンのエンディング曲『さめない夢』を取り上げてみます。 続きを読む »

レビュー『オーケストラ』アラン・ルヴィエ著

本書は、管弦楽法の歴史のガイドブックであり、各時代の作曲家たちの実践のダイジェストであり、管弦楽法の変遷の概要を示すものです。 続きを読む »

新曲が出来ました。『星を待つ丘』

曲名は『星を待つ丘(ほしをまつおか)』です。

『星を待つ丘』 MP3(3.2MB)演奏時間 2分46秒
hoshi_wo_matsu_oka.mp3 続きを読む »

オーケストラ打ち込み備忘録(2)DAWのこと

「オーケストラ打ち込み備忘録(1)音源のこと」からの続きです)

以前は長年に渡りWindows版のLogic Platinumを使用していたのですが、開発元の買収&撤退によってバージョンアップも既に止まっていたため、VSTの互換性などの面で支障が大きくなっていました。そこで、2007年にようやく重い腰を上げてSONARに乗り換えを行った次第です(この辺りの経緯について興味がお有りの方は「PCとシーケンサを一新(前編)」をご覧下さい)。 続きを読む »

オーケストラ打ち込み備忘録(1)音源のこと

ここ数年、オーケストラサウンドを打ち込みで表現するための環境は大きく変化しました。中でもエポックメイキングな出来事だったのが「Vienna」と「QLSO」というオーケストラ音源の登場だったと言えるでしょう。 続きを読む »

新曲が出来ました。『冒険浪漫賛歌』

曲名は『冒険浪漫賛歌(ぼうけんろまんさんか)』です。

『冒険浪漫賛歌』 MP3(7.9MB)演奏時間 6分58秒
boukenroman_sanka.mp3 続きを読む »

作曲時の心の状態

自分の制作モードの状況を、印象批評風の文章で(ちょっぴり文学チックに)少しばかり書いてみました。ちなみに、こういう作業が今後の自分にとってどういう影響をもたらすのか、そういう実験的な意味合いもちょっとあります──。 続きを読む »

レビュー『大作曲家が語る 音楽の創造と霊感』アーサー・M・アーベル著

(※本書は『我、汝に為すべきことを教えん』を改訳・再編集したものです。以下の文章は以前の版にもとづいて書かれたものです。)

ブラームスやR・シュトラウス、グリーグなど、19世紀末の著名な作曲家たちへ「霊感(インスピレーション)とは?」と問いかけた貴重なインタビューが収められています。 続きを読む »

レビュー『管弦楽技法』ゴードン・ヤコブ著

わずか120ページほどの本書の中に、管弦楽法のエッセンスが収められているのは驚くべきことです。著者の長年の経験から生まれた警句の数々は、今なお傾聴に値するものです。 続きを読む »

ブックレビューに二冊追加しました

ブックガイド「作曲に関する本」に二冊追加しました。
『我、汝に為すべきことを教えん』アーサー・M・アーベル 著
『管弦楽技法』ゴードン・ヤコブ 著 続きを読む »

レビュー『日本楽器法』三木稔 著

日本楽器を用いた独自の音楽で知られる三木稔氏による、邦楽器(日本楽器、和楽器)版「管弦楽法」と呼ぶべき一冊です。日本の管楽器・抱絃楽器・伏絃楽器・打楽器それぞれの構造・調絃・演奏技術、そして実際の作曲への運用方法などが詳細に解説されています。 続きを読む »

レビュー『未聴の宇宙、作曲の冒険』湯浅譲二/西村朗 著

著者は共に現代音楽界で活躍を続ける作曲家であり、これまでに個性的な作品を世に問うてきた個性的な人物たちです。本書は、そんな両者が創作について縦横に語り合った、奔放な対談集です。 続きを読む »

『日本楽器法』他、追加しました。

ブックガイド「作曲に関する本」に二冊追加しました。
『日本楽器法』三木稔 著
『未聴の宇宙、作曲の冒険』湯浅譲二/西村朗 著 続きを読む »

音楽が生まれ、育まれるところ

新聞社サイトで興味深い記事を見つけました。
「坂本龍一さんに聞く ネット時代の音楽表現とは」

タイトルだけを見ると、Web2.0時代以降の新たな視点や展開といった、発展志向な内容を想像するところですが、実際の内容はそういった浮ついたところは皆無で、むしろ淡々としたものを感じます。 続きを読む »

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