メモ・雑文など

日々の中で見たり聞いたり触れたこと、考えたり気付いたことのメモ、エッセイ。

思い出の音楽。ミュージカル『回転木馬』

実力が一段階アップする、ブレイクスルーを起こす際の条件の一つに、「実力以上の負荷が掛かることをする」というものがあります。私にとって重要な体験だったものとして20歳の時に手掛けた劇伴制作があり、それがミュージカル『回転木馬』でした。 続きを読む »

作曲時の心の状態

自分の制作モードの状況を、印象批評風の文章で(ちょっぴり文学チックに)少しばかり書いてみました。ちなみに、こういう作業が今後の自分にとってどういう影響をもたらすのか、そういう実験的な意味合いもちょっとあります──。 続きを読む »

ブックレビューに二冊追加しました

ブックガイド「作曲に関する本」に二冊追加しました。
『我、汝に為すべきことを教えん』アーサー・M・アーベル 著
『管弦楽技法』ゴードン・ヤコブ 著 続きを読む »

『日本楽器法』他、追加しました。

ブックガイド「作曲に関する本」に二冊追加しました。
『日本楽器法』三木稔 著
『未聴の宇宙、作曲の冒険』湯浅譲二/西村朗 著 続きを読む »

『完本・管絃楽法』他、ブックレビューに追加しました

三賀日も終わり、少し日常が戻ってきたような感じですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、去年の中頃から時間を見付けてはブックガイドに本を追加したりしているのですが、その本をあらためてご紹介しておきます。
『音を投げる―作曲思想の射程』近藤譲 著
『完本・管絃楽法』伊福部昭 著
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「作曲する言葉」のブックガイドを補筆中

お陰様で、ブックレビューは日々多くの方が利用下さっており、管理人として嬉しく思っています。作曲をテーマにした本の紹介記事はネット上でも数が少ないということもあり、当サイトを支持して下さる方から数々の励ましメールも頂いており、感謝の気持ちでいっぱいです。 続きを読む »

ユーリ・ノルシュテインのアニメ作品を観て

ノルシュテイン氏は、『霧につつまれたハリネズミ』や『話の話』など、その詩情あふれるアニメーション世界の深みと繊細さから、数多くのアーティストからリスペクトされているアニメーション作家です。 続きを読む »

作曲中の曲と(で)遠足

今日は天気が良かったので、携帯レコーダー(兼プレーヤー)に作曲中の曲を録音し、それを持ってサイクリングへ行ってきました。 続きを読む »

「知るを楽しむ」を愉しむ

レコーダーに録っておいた、NHK「知るを楽しむ」を観る。篠田監督が語る武満徹のシリーズ第4回でした。 続きを読む »

久しぶりに舞台の現場へ

先日は久しぶりに、友人達が制作・出演する舞台の観劇とそのバラシ(撤収作業)の手伝いに行って来ました。 続きを読む »

膨大な“作曲家の意思”を前にして

ナクソス・ミュージックライブラリを聴き浸るときが目立つ今日この頃です。音楽の百科事典を目指すというだけあって、そこには、いわゆるメインストリームに位置する作曲家のみならず、ローカルであったり折衷的であったりして音楽史的に省みられる機会の少ない作曲家の作品も数多くあります。 続きを読む »

NAXOSミュージックライブラリにハマる

NAXOS(ナクソス)と言えば、低価格&百科事典的な音楽レーベルとして有名ですが、そのNAXOSがストリーミングサービスを行っていると知り、さっそく試してみました。 続きを読む »

言葉に導かれる音楽記憶

「個々の音楽パーツを表現する言葉」が喚起するイメージを、おもちゃのブロックのように組み立てたり、色紙を組み合わせてタペストリーをつくったりするように扱い、新たな音楽を構成するという方法。 続きを読む »

佇む者に圧倒される

私は、昼夜を問わず一人で自動車を走らせることを楽しみの一つとしています。目に飛び込んでくる風景を刺激とし、抽象具象あれやこれやの想像世界に半歩踏み込みつつ、他の車やひと気の少ない山道や田舎道を行くのです。 続きを読む »

口琴(ジューズ・ハープ)に挑戦中

この前の「カリンバ組立キット」体験に気をよくした私は、さらなるアイテムを模索。そしてある楽器に目を付け入手し、そして練習中です。 続きを読む »

要素や素材を絞った環境にて

先日、アフリカの民族楽器カリンバの「組立キット」なるものを購入。久しぶりに簡単ながらも工作を体験しました。 続きを読む »

奈良美智氏への随想

2006年06月25日、ドキュメンタリー番組『情熱大陸』を観る。出演は美術家の奈良美智氏。 続きを読む »

DTMの比喩を想う

他愛の無い想像。コンピュータ上で音楽を生み出していく形式(いわゆるDTMやラップトップミュージック)は、例えるならば版画と似ているのではないだろうか。 続きを読む »

音楽史を通して立脚点を見つめなおす

ここ最近は、音楽史に関する良書に出会うことが多く、個人的な収穫に恵まれている状況です。 続きを読む »

つぶやき的な

自分にとっての作曲という行為が、イマジナリーなものの音響表現としてではなく、作曲装置(楽器などの演奏環境など)によって規定される枠内での可能性表現に転倒してしまっているのではないか、という自問。 続きを読む »