読んで欲しいこの一冊。『音楽をつくる可能性』特集ページ

このコーナーでは、作曲をする人、してみたい人、興味がある人にぜひ読んで欲しい本、『音楽をつくる可能性』をたっぷりとご紹介して行きます。本書を通して「作曲そのもの」のひとつの形に触れてみて下さい。

「音楽をつくる可能性」表紙『音楽をつくる可能性』
副題:音楽の語るもの II (原題 「Sound & Structure」)
ジョン・ペインター著:坪能由紀子 訳
出版社:音楽之友社 (ISBN:4276311616)
1994年1月10日第1刷発行
サイズ・価格:284ページ

この本は、どういう本なのか?

『音楽をつくる可能性』とは、どういう本なのでしょう。作曲の仕方? 理論書? そんな疑問にお答えするために、本書の概容をお話します。

本書の概容
1.意外と知られていない名著
2.本書の内容と構成
3.力強い言葉たちに触れてみる

レビュー

本書のいくつかの実践項目(プロジェクト)について、その内容解説を行っています。

レビュー&コラム
プロジェクト5 「発展のためのポイント」
プロジェクト7 「音楽的アイデアを発展させる」
プロジェクト9 「新しい耳」
プロジェクト10 「統一感とヴァラエティ:12小節から12音へ」

※『音楽をつくる可能性』の復刊を求めています

残念ながら本書は2015年現在、出版社在庫切れ(事実上の絶版状態)のため入手できません。そこで、「復刊ドットコム」を通じて復刊を求めています。詳しくは、下記のリンクをご覧下さい。

「『音楽をつくる可能性』の復刊活動にご協力ください」

本書の目次

第1部:音から音楽へ
プロジェクト 1 沈黙から音を取り出す
2 風の音
3 音を探す
4 指からアイデアを得る
第2部:音楽的アイデア
プロジェクト 5 発展のためのポイント
6 メロディをつくるために
7 音楽的アイデアを発展させる
8 音楽の文法を新しく考える
第3部:思考と創造
プロジェクト 9 新しい耳
10 統一感とヴァラエティ:12小節から12音へ
11 音楽の始まりと終わり
12 音楽を自由に進ませよう
第4部:時間構成のモデル
プロジェクト 13 クラシック音楽の構造
14 音風景にたたずむ音
15 時はながれても、虹のかなたに
16 移りゆく位相